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資料2010.06.19.。。

モラレス大統領「地球を救うには、資本主義を終わらせよ」サイモン・バトラー
2009年5月9日
出典:http://www.greenleft.org.au/2009/794/40905

4月22日、ボリビアのエボ・モラレス大統領はニューヨークで特別記者会見を開いた。国連総会は、この日を「母なる地球の日」にしようという、このラディカルで貧民の側に立つボリビア政府の提案を受け入れていた。

モラレス大統領はそこで「21世紀を環境破壊と気候変動を止めるための世紀」にしようと訴えた。「われわれはこの惑星を絞め殺そうとしており、それはとりもなおさず自分自身の首を絞めていること」なのだから、と。

モラレスは、2005年12月に選挙で勝利して以来、脱炭素経済のための真剣な取組みの議論をよびかける世界の中でも傑出したリーダーだ。これは手に負えなくなっている気候変動を防ぐための本質的な働きかけである。

まず、このことを認めようとモラレスは言った――「わたしたちはこの星を所有しているのではなく、むしろ、この星に抱かれているのだ」。

「母なる地球が商品のひとつなんてことはありえない」と彼はいう。

11月の演説で彼はあけすけに言った。「気候変動はすべての人類にとてつもなく大きな選択を迫っている。資本主義の道をこのまま選んで死ぬか、自然と調和する道を選択してすべてのいのちを大切にする方向に進むか」。

「地球はウォール街や世界の株取引よりも大切だ」。

<資本家たちの反応>

このような議論は「先進国」がふれまわっている企業寄りの気候変動政策と鋭く対立する。

資本家の気候変動対策は失敗し続ける、なぜなら、彼らは市場システムのプリズムを通してしか、環境問題を見ようとしないからだ。彼らは、市場を通じて自然に価格設定することで、資本主義の下で環境問題が解決可能だと考えている。

ケビン・ラッド首相のオーストラリア政府が提案する炭素取引の仕組みはその一つの例だ。ラッドは、ヨーロッパの炭素取引制度は排出量増加を容認しているという事実にもかかわらず、それを促進している。

資本主義的な評論家はこんな風にいう――炭素を売り買いできるようにすることで汚染は防がれることになっている。適正な価格を確立するだけで、汚染は採算の取れない活動になるだろう。

同時に、持続可能な投資から得られる潜在的な利益は、気候変動での企業行動を合理的で経済的な選択にすることになっている。

しかし、実際、それらの枠組みは大きな汚染をし続けている者たちの利益を守るための八百長的なしかけなのだ。

ラッドの計画によれば、最大の汚染産業には無料の排出量が割当てられるうえに、90億ドル近い補償を受け取るという。同時に、再生可能エネルギーに関する政府目標を達成する義務からも免除される。

去年の演説でモラレスは激しく非難した。「資本主義的な論理はひとつの逆説を導いている。環境の悪化に最も貢献するセクターが気候変動対策からもっとも利益を得るセクターだということだ」。

「気候変動という課題に対する最善のメカニズムは市場メカニズムではない。人類が、自分たちが何者であるかを見つめて、問題を認識し意識を高め、互いに協力し合うことを通じて、問題は解決するであろう」と彼はいう。

<母なる地球は病んでいる>

モラレスは気候変動の危険な兆候が地球のエコシステムの一般的な危機を悪化させつつあると言う。「今日、母なる地球は病んでいる。21世紀の初頭から、地球は過去数千年のなかで、もっとも高温化している。地球温暖化は急激な気象の変化を作り出している。氷河と極地の氷は減少し、海面は上昇し、世界人口の60%が生活している沿岸部は水没化しつつある。砂漠化が進行し水資源は減少している。地球のコミュニティを苦しめる自然災害は頻繁に発生している。動物や植物の種は絶滅しつつある。以前は災害が起こらなかった地域へと災害が拡大している」。

資本主義経済の拡大し続ける生産への欲動は人間社会と自然世界の関係を破壊し、持続不可能なものにしている、とモラレスは言う。

「資本主義システムの際限のない利益への渇望はこの星を破壊している。資本主義の下で、私たちは人間ではなく消費者なのだ。資本主義の下で、母なる地球は存在しない。それはただの原材料なのだ」。

この利益への渇望によって資本主義国家は気候の危機に合理的に対応することができなくなっている。危険な兆候は非常に大きいにもかかわらず。

その証拠として、モラレスは米国と欧州の経済危機への対応を指摘する。11月までに、彼らは「銀行家を彼ら自身が引き起こした危機から救うために米国だけで4.1兆ドルを計上したにもかかわらず、気候変動のプログラムが受け取ったのはその313分の1でしかない。つまり、130億ドルだ」。

資本主義システムは「ほんの一握りの人のために贅沢を作り出し、それを誇示し、浪費する。世界の何百万人もの人が飢えで死んでいく間にさえだ」。南の国々の悲惨な貧困は環境問題を悪化させ、希少資源の使用は持続不可能になる、とモラレスはいう。

さらにその上、「資本主義の手の中にあっては、あらゆるものが商品となってしまう。水も、土も、人間の遺伝子も、先祖伝来の文化も、正義も、倫理も、死も……生そのものまでもが」。

<資本主義を超えて>

モラレスは資本主義はこの気候変動を解決できないという。なぜなら、「すべてのもの、本当にすべてのものが資本主義のもとでは売り買いの対象とされてしまうからだ。気候変動それ自身ですら、すでにビジネスになってしまっている」。

モラレスは、人類は自らを救うことが出来る、という。「競争や利益の追求、天然資源の際限なき消費の支配する」システムを越えることができるならば。

「地球という惑星を救い、いのちを救い、人類を救うためには、なんとしても資本主義に終止符をうたなくてはならない」。

「気候変動や、エネルギー、食料・金融危機の深刻な影響は人類一般が生み出したものではなく、非人間的な資本主義システムが生み出したのだ、その無限の産業発展というような考え方が、だ」。

より持続可能な世界への改良のための闘争のひとつとして、モラレスは農産物からの燃料(バイオ燃料)の廃絶を主張している。それらは食料のための作物を車のための燃料にしてしまう、人々はこんなに飢えているのに。

西側諸国は同時に不必要な消費を減らさなければならない。そして、化石燃料産業への補助を止め、現状よりはるかに厳格な削減計画を採用し、貧しい国々への環境技術の移転を行わねばならない。

気候をより健全なものにしていくための闘争とかたく結びついているのは、戦争を終わらせるということ。「民衆は戦争で勝利することはない。勝利するのは帝国の権力だけだ。また、さまざまな民族も勝利することはなく、勝利するのは多国籍企業だ」とモラレスは10月に語った。

戦争行為はすさまじく環境破壊的であるだけでなく、「目もくらむような膨大なお金が戦争のために使われている、そのお金を、気候変動に傷ついた母なる地球を癒すために使わねばならない」。

気候変動に大きな責任を有している工業化された諸国は、「エコ負債(ecological debt)」を「南」の国や人へ支払わなければならない。

この破滅的な資本主義のオルタナティブとしてモラレスが提案しているのは21世紀の「共同体的社会主義(communitarian socialism)」だ。そこでは、資本主義の「もっともっといい生活(living better)」という発想ではなく、「健全な生活(living well)」がゴールになる。

モラレスはいう。「私たちにとって、間違っていたのは『もっともっといい暮らしを』というモデルだ。それは無限の開発、際限のない工業化、歴史を軽視する近代化、他者と自然の犠牲のうえの財の蓄積、というようなモデルだ。だから私たちは、他者や母なる地球と調和の取れた『健全な生活(living well)』という考え方を提案する」。

[翻訳:つるたまさひで]


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